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いちご同盟  三田誠広





再読。



前に読んだのは主人公と同じ中学生で、めっちゃ衝撃を受けた作品

ストーリーも大体覚えていました。



あれからかなりの年月がたち、大人になった今、もう一度読んでも、あの頃受けたような衝撃を感じられない気がして、変わってしまった自分を感じたくないのと、この作品を自分の中で殿堂入りにしておきたくて、読むのを避けていました。



でも、読んでみたらそんな心配する必要は全くありませんでした。



むしろあの頃より感動しました



主人公はピアノを弾く中学生男子。

この年齢によくある自殺願望のような虚無感を持つ少年。

彼が、ある少女との出会いで変わっていくお話。


読みやすい文章で、さらっと進められるので、読む人によっては軽い恋愛物に感じるみたいです



私の場合、音楽に関する内容がひとごとじゃ無さすぎるので(ピアノではないけど)、感情移入しやすかったのかもしれません。



確かに恋愛はストーリーの重要な要素ですが、それを通じて人間の生死にまでテーマを到達させているのが深い。



中学生だった私がどこになんで感動したかまでは細かくは覚えていないのですが、今の私の胸に突き刺さるのは、あの頃よりも、命の重さを身を持って経験したからかもしれません。



当時は、辛くて死にたいと考えるほど悩んだりもしたけれど、今はどんなにしんどくても、死のうとは思えません。


大人目線になったからこそ、変な表現ですが、主人公の悩みに冷静に共感できた気がします。


彼の母親の発言にも、それが現実だと知ってから読むと、ただのヒステリーだとは思えません。



ヒロインの直美は、出番は少ないのに存在感ありすぎ。



また、直美のお父さんの言葉、当時はわからなかった、親としての言葉に、もう涙が止まらなくなりました



泣いてて次男に発見されて『えぇ』と驚かれましたw




文章の一つ一つが繊細で、なんでここまで、というくらい、心の琴線に触れてきます。どうやったらこんな繊細な文章が書けるんだろう…



素晴らしい作品は何度読んでもいいんだと実感。



再読して良かったです♪


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